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ストーリー

 祖父が70年以上続けてきたこの地での真珠養殖を、 私が継ぐことは出来ないけれど 限りある時間と祖父が育ててきた真珠たちを 少しも余すことなく、繋いでいきたい。 強く、そう思っています。

真珠は、誰もが知っている宝石のひとつではあるけれど どこで育てられているのか、どのようにできるのか、どんな色や形があるのか 美しさの背景にあるものについては、まだ広く伝わっていないように感じます。

SEVEN THREE.は市場から溢れてしまった真珠たちの個性を愛し、そのままの美しさを広く届けていきたいと思っています。もちろん真白・真円の真珠も取り扱っていますが、どんな真珠も、長い年月を経て育てられてきたことに変わりはありません。傷や輝きの弱さ、真珠のランクを厳しく選定したうえで、各コレクションごとにジュエリーにしています。

SEVEN THREE.の真珠

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 SEVEN THREE.のジュエリーは、すべて伊勢志摩産のあこや真珠を使用しています。パワーを感じられる縁起物として求められることも多く、伊勢志摩にとって真珠は縁の深い特別な宝石なのです。

志摩半島は、日本三大リアス式海岸のひとつ。山々の間に湾や入江が入り組んでいるため波が静かで風の影響も受けにくく、古くから人々の暮らしの源として大切に守られてきました。

三重県・伊勢志摩は、二千年以上も前から日本人が崇め、聖なる場所として大切にしてきた伊勢神宮の町。そして、世界で初めて真珠の養殖に成功したゆかりの地です。

三重県 伊勢志摩

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生産者さんの苦労をそばで見ているからこそ、SEVEN THREE.に関わってくださる全員で前進できるブランドにしたい。そしてあこや真珠が次の世代にも繋がれていくように、できることを常に模索していきたいと思っています。

祖父は70年前から真珠の養殖を行なっていて、85歳を過ぎた今でも現役で真珠をつくっています。 伊勢志摩の養殖業は年々高齢化が進んでいて、後継者不足も深刻な状態です。

海の上で毎日仕事をしている姿を見て、養殖業を継ぐことはできないけれど、この真珠を広く届ける役割を担いたいと思うようになりました。

SEVEN THREE.は、祖父の真珠を中心に伊勢志摩産あこや真珠を届けるブランドです。私が真珠に興味を持つようになったのは、幼い頃から祖父が海に出て真珠を養殖している姿を見てきたから。

祖父の想いを繋ぐために

私たちが目指すもの

SEVEN THREE.の真珠は基本的に伊勢志摩産ですが、他県のものをプロデュースさせていただくときにも必ず産地をお伝えしています。 ジュエリーだけにとどまらず、日本の伝統技術との組み合わせた作品など「新しい真珠の魅せ方」を積極的に提案していきたいと思っています。

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一連のネックレスが代表的なジュエリーであることから、真珠は産地よりも色や大きさなどの統一感を重要視されてきた歴史があります。様々な生産者さんから買い付けをしているので、産地の特定ができなくなってしまうのです。製作背景ゆえに”その土地の真珠”と出会えない寂しさについては、私たちがアプローチできること。

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 また、産地について語ることで伊勢志摩(生産地)に親しみを感じていただきたいという思いはもちろん、地域の活性化に繋がることを願っています。

具体的には、持続可能な生産消費形態を確保するための目標12「つくる責任 つかう責任」、海と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用するための目標14「海の豊かさを守ろう」にアプローチしています。

私たちは、今まで着目されてこなかった資源・真珠に新しい価値を見いだす方法で、産業と環境を守っていくことを大切にしています。バロックパールに新たな価値を見つけることは、SDGsにも繋がること。

サステナブルジュエリー

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